住民意見書を出そう!&ニュース26号を出しました!

「GLP 昭島プロジェクト計画」によって、市内全域の渋滞・交通事故・大気汚染・騒音・振 動・景観緑地の減少(緑被率9.1%の減少)・環境破壊による希少な動植物への悪影響等・・・・ このままでは、昭島のまちと市⺠の平穏な生活に想像を絶する重大な影響がもたらされます。 一企業の目線ではなく、私たち住⺠の目線で見た適切な調査となるよう、たくさんの意見を出しましょう。
今回の評価書案は、・・・ ●評価書案や資料自体の不備・欠如 ●「保全対策」の不十分さなど多くの問題を含んでいます。
気になることを、短くても、一言でも 都の環境審議委員の皆さんに届けましょう。数は力です!!
意見書は、一人ひとりの住民の素朴な疑問などをありのまま書いてよいものです。気になったことは、ご自身の言葉でどんどん記載しましょう!
意見書の内容について、考える会に寄せられている意見をニュース26にも掲載しています。

◇つつじが丘から見た「眺望の状況」の写真・モンタージュの資料が一枚もないのはなぜですか。圧迫感・景観の判断資料がありません。評価書案を作り直してください。

◇樹木の面積が減少するとされているが、4800本以上のある樹木の伐採数、移植数など全く示されていません。具体的に示してください。

◇新しく走行ルートに加えられた「堀向通り」(市道23号線)の調査資料が見当たりません。「交通量調査・大気汚染・騒音・振動」を調査していないのはなぜですか。

◇騒音について多数の調査地点で「環境基準を上回る」としているが、「保全対策」として「車両の効率的運行」「アイドリングストップ」等で効果はあるかの検討が必要ではないか。

◇交通量調査期日は「平日・休日それぞれ複数日に設定すること(市の意見書)」や「調査頻度設定する」(都の技術指針)に対応していません。

◇資料編「将来交通量」の資料に、少なくとも六カ所に誤りがあります。各ルートの渋滞などへの影響がわかりません。評価書案を再検討するまで手続きはストップしてください。

◇「流山・相模原」の施設の実績に基づいて交通量(一日5800台)を計画していますが、昭島市の立地や道路条件を無視しています。強硬姿勢をやめ、相違点を検討し計画を縮小してください。

◇交通量一日5,800台のうち大型車が3,530台(大型車混入率61%)です。住民の健康・生活・環境に与える影響を軽減し、住民が安心出きるようにしてください。交通量を縮小してください。

◇渋滞を避け、生活道路(通学路)に侵入してくる車両の調査をしてください。交通量調査・大気汚染・騒音・振動の調査もしてください。緊急車両、公共交通への影響も調査してください。

◇つつじが丘通りの大気汚染(NO2濃度)の将来予測濃度は現況の2.3倍、他の地点でも、1.6~2.5倍となります。環境基準を下回るとしても住民の健康(特に喘息患者等)への影響はないのでしょうか心配です。もっと「健康」や「平穏な生活」に配慮してください。

◇渋滞による滞留時間の影響を受ける交差点や、高濃度が現れる三カ所のアンダーパス出口の調査をしてください。

◇走行ルートのはなみずき通り(宮沢中央通り)は、将来交通量で計12,963台のうち大型車2,193台(混入率約17%)です。道路や橋(美堀橋)の強度は大丈夫でしょうか、調査をしてください。

◇土壌改良剤の使用によって土壌や地下水の汚染が懸念される。種類と使用量を明確にしてほしい。

◇戦時中整備工場・飛行機滑走路であった事業地の土壌汚染調査が全くの手付かずです。ボーリングやサンプル調査をすべきです。昭島市意見書にも「土壌検査を適正に実施すること」と明記されています。都知事の意見書でも土壌汚染調査の実施が明記されています。

◇オオタカやアナグマの調査結果が非開示となっています。開示すべきです。16mの道路や人々の出入りする公園を作るのに、野生動物がアンダーパスを利用するでしょうか。

◇代官山と玉川上水の緑のネットワークが東西道路で分断されてしまいます。地下に道路が通せないならば道路は作らないでください。

◇事業者説明会では、野生動物は、一時避難するが、工事が終われば戻ってくると断定しています。ならばオオタカやアナグマが戻ってきた事例を挙げるべきです。

◇つつじが丘、美堀町の住民には芝生を渡る夏の涼風は大きな癒しになっています。データセンターの排熱によって南北の風の温度がどう変わるか分かりません。外部熱気流解析などの調査をしてください。
市の「意見書」でも「大規模排熱による局所的な気温上昇等の影響について調査すること」を求めています。

◇「樹木の最高高さを超えないように工夫する」(都の景観計画)ための検討の記述が全くありません。「建物が認識されにくく」等という記述で避け、景観条例に即した計画とはなっていません。

◇日影の影響の軽減(沿線住民や玉川上水の生態系への)や圧迫感の低減を図るため、計画建築物の外壁の位置をさらにセットバックすることを検討してください。

◇使用している地図は古すぎます。最新のものにして評価書案を作り直してください。使用している地図には、西武立川駅南側に住宅地の住居がありません。