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6月10日(土)1周年交流集会にお越しください

昨年2月,GLP昭島プロジェクトに関する市民説明会を受け、3回の準備会を経て5月21日、約80名の市民が参加して考える会が結成されました。以来1年。会員、市民の皆様の温かいお力添えをえて様々な活動を行い、東京都・昭島市が開発計画の見直しを要請するまでの成果をえることができました。結成当初の大変厳しい状況を想うと、「声をあげれば市政は変わる」、このことを身をもって実感した1年でした。今後、市民参加の地区計画策定を進め、GLPの環境影響評価書案へ市民と昭島市の意見を反映する取り組みの正念場を迎えます。ご一緒に話し合い知恵を出し合いましょう。皆さんの参加を心よりお待ちしています。

開催日:6月10日(土)午前9:30~11:30
場 所:アキシマエンシス校舎棟
内 容:これまでの考える会の成果・到達点の報告
    これからの課題と方針、具体的取り組みの提起
    参加者の交流

新しいチラシ・新しい署名(市長宛て、GLP宛て)ができました。

6月3日の駅頭宣伝は、台風による余波の影響で残念ながら中止となりました。実はこの日の宣伝に向けて、新しいチラシ(右写真)と署名用紙を用意していました。チラシも署名も事務局や運営委員会で何度も練りなおした自信作です。チラシの表面には、大きな昭島の地図を入れ、この計画が、青梅線以南も含め市内全域の交通問題を引き起こすことが一目瞭然です。地域配布にご協力ください。また、新しい2つの署名(市長宛て、GLP宛て)をご自身も含め、ご近所やお知り合いに勧めてください。
※ 詳細は「チラシ紹介ページ」をご覧ください。

特別駅頭宣伝行動(6月3日が中止となりましたので代わりに行います。)

日時:6月17日(土)午前11時~12時
場所:昭島駅(北口・南口)、西武立川駅

※天候が思わしくなく、宣伝行動の実施か否かわからない方は、ホームページ、考える会メールを見るか、事務局員までお問い合わせください。

再度市長への手紙を書きましょう。

◆ GLP及び関係機関との協議の現状を市民に知らせてください
◆ 地区計画策定など事業者との協議に当たり、市民への「説明会」「公聴会」を開催し 市民の声を確実に反映させてください
◆ GLPが、市の二つの文書(「意見書」「要請書」)を真摯に受け止め、計画の見直し・撤回をするよう求めてください。

多摩地域のタウン誌:

asacocoで考える会の運動が紹介されました。

(5月25日編集部が取材に訪れました。 asacoco 6月1日号に記事を掲載頂きました。)

昨年2月、昭島駅北側の「昭和の森ゴルフコース」 一帯を巨大物流・データセンターにする計画が日本GLP株式会社(本社・中央区)から発表された。 周辺道路で起こる交通渋滞、隣接する玉川上水の動植物に与える影響も大きい。住民たちは「 昭島巨大物流センターを考える会」(約300人。 大竹雄二さんと長谷川博之さん共同代表)を結成し、計画の見直し(撤退を含む)をGLP社に求めている。6月10日(土) 9時半~11時半、アキシマエンシス校舎棟会議室202~205で「考える会の活動報告と今後の展望」 と題して集会を開く。

asacoco紹介ページをご覧ください。

―考える会1周年集会 6月10日 昭島市でー 水と緑のまちに巨大物流・データセンター

東京ドーム12個分の広さ

巨大物流センターの予定地は、青梅線昭島駅北口から徒歩10分と近いところにある。敷地面積は約59万平方㍍、東京ドーム12個分の広さだ。昭和の森ゴルフコースの樹林が伐採され、その一帯に物流倉庫6棟(高さ約35㍍から55㍍)、データセンター9棟(高さ約40㍍)、複合施設1棟を建設する計画だ。フォレスト・イン昭和館の北側、武蔵野の雑木林の面影を残し、準絶滅危惧種のオオタカも営巣する「代官山緑地」は残すとGLP社は言うが、えさ場となる周囲の緑地が無くなって、生きていけるか疑問だという。計画地の北側はホタルも生息する玉川上水に隣接している。「豊かな自然環境や生物多様性を次世代に引き継ぐことができなくなる」と同会事務局長の竹中裕さん。

倉庫とトラックの街になってしまう 

計画地周辺はほとんど片側一車線の市道だが、センターができたら大型トラックなど一日5800台が朝夕に集中して出入りするという。「市内各所で渋滞がさらにひどくなる。通学路と重なるため交通事故で子どもの生命が危険にさらされる」と竹中さんは憤る。 同じ事務局の金丸和彦さんは「緑と空がきれいだからつつじが丘ハイツに転居してきた。高さ33㍍の団地より高い倉庫が建ったら目の前に壁ができるようだ」と訴える。昭島市は基本計画に水と緑の自然環境を守るまちづくりを掲げているが、これでは倉庫とトラックの街になってしまうと怒りをあらわにする。ゴルフ場の緑地がコンクリートで覆われたら雨水の浸透にも影響を及ぼし地下水100㌫の昭島の水は大丈夫かという声もある。 「昨年11月には昭島市もGLP社に要請書を送った。環境アセスメントも地区計画策定も終わっていない。まだ間に合う」と竹中さんは強調する。

◆毎月第一土曜日に駅前で情宣活動◆

より多くの人にこの問題を知ってもらうため、会では毎月第一土曜日11時~12時、昭島駅と西武立川駅で情宣・署名活動をしている。