今年もよろしくお願いいたします。
会員のみなさん、昨年は大変お世話になりました
5月21日の結成総会を受け、5回にわたる学習会、現地見学会(2回)、市議会議員との懇談会、昭島市との懇談会、GLPへの質問書の提出、300通を超える市長への手紙、そして都のアセスメントへの意見書提出(230通)等々。皆さんに支えられながら歩み続け、新年を迎えることができました。心より感謝いたします。
おかげさまで、昭島・立川両市より、東京都とGLPに計画見直しを要求する意見書・要請書が提出され、12月昭島市議会では、市民からの陳情が全会一致で採択されました。私たちの運動をオール昭島で行う土台がしっかりできあがりました。今年は、アセスメント評価書案に、私たち市民の要求がしっかり反映できるよう、より市民に分かりやすく、よりGLPにインパクトを与えられる攻勢的な運動が求められます。そのためには、さらに多くの市民の皆さんの声と行動が必要です。さらなるご協力よろしくお願いいたします。(考える会事務局一同)
GLPより考える会「再質問状」への回答 届く!
「GLP昭島プロジェクト」調査計画書に対する意見書提出後の11月14日、考える会は、GLPに再質問状を提出しました。その回答が2か月を経て、1月16日やっと到着しました。その全文は、すでにML(メーリングリスト)登録の方にはお送りしたところですが、その概要を掲載いたします。 驚くことに、
- 住民からの意見聴取の場も、住民への説明会も、いまだに予定すら示していないのです。これは昨年11月10日、昭島市がGLPに提出した要請書の「市民が抱く不安や心配等を真摯に受け止め、事業計画の検討行うこと。また、市民の求めに応じて、説明及び懇談の場を設ける等、丁寧な市民対応を行うこと」という内容をも完全に無視するものです。
- また、考える会はもとより、昭島市、立川市からも要請された、交通渋滞におけるシミュレーションも行う予定はないと回答しました。都のアセスメント審議会での審議や答申を受け、都民や地元自治体の意見書を手にしながら、ここまで住民を無視してはばからないGLPの姿勢に強い憤りが湧いてきます。
- また、地域の交通安全について、自治会と意見交換すると言っていますが、今後、市内の各自治会の対応が注目されます。
(GLPの回答概要)
◆住民向け説明会開催について(回答)
時期は未定ですが、ご説明できる段階になりましたら住民説明会を開催させていただく予定です。
◆ピーク時間、各道路での増加予測、渋滞対策について(回答)
- 中央道、圏央道等からの交通量を、弊社にて想定の上、各ルートごとに配分して交通量を整理しております。
- 入庫と出庫のルートを異なるルートとするなど、なるべく分散できる交通検討を行い、交通管理者である警察や道路管理者である昭島市などと協議を進めて参ります。 車両走行上の注意点については、入居されるテナントを通じて、交通安全意識の 向上・徹底を図って参ります。
◆調査地点、各ルートでのシミュレーションについて(回答 )
アセスの説明会時、交通量調査並びに交通計画についてもご説明します。(各ルートでの)シミュレーションの計画はございません。 動画等の交通シミュレーションについては現時点では検討しておりません。
◆地域の交通安全について(回答)
各 自治会様を中心に個別に意見交換させていただければと考えております。
◆環境影響評価書案の提出と住民への説明会の日程は(回答)
開催日については現時点では未定です。
◆新設道路の幅員、歩道・車道の内訳は(回答)
一般車両が通行できる用途として、今後、関係行政と協議を重ねる予定です。新設道路の幅員については現時点で決まっておりません。
◆施設内の駐車場 (3500~4000台)の利用者、利用目的は、何か。また、その広さは合計何㎡になるか。従業員の通勤手段は、どのように想定しているか。(回答)
施設で働く従業員の方、来訪者用の駐車場が主な利用目的になります。面積については現時点では算定しておりません。 従業員の通勤手段は、 自家用車・自転車・徒歩等を想定しております。
◆計画建築物の各棟のそれぞれの各階毎の面積は(回答)
現在、計画中の為、お知らせできる状況にございません。今後、説明会等を通じて明らかにして参 ります。
◆変電所への高圧線の設置経路は、どこを通す予定か。 この変電所は、土地を提供して東京電力(株)が 建設するのか。(回答)
別事業となり詳細については弊社からの回答はいたしかねます。
◆敷地内には井戸は何本ありますか。その井戸の所有権は、(回答)
開発区域内には1本です。土地取得と合わせて所有権が移転しております。
◆データセンターの排気設備等の騒音・振動・電磁波や高熱、その対策は。また、冷却の システムや冷却水の処理は。(回答)
騒音・振動・電磁波・排熱については、施設計画の中で周囲に影響を少なくするよう対策して参ります。冷却システムは、空冷式チラーを想定 しておりますので、基本的には冷却水の処理は生じません。
◆東京都の景観条例上の景観形成基準、東京都自然保護条例における緑化計画書の提出、高さ制限について(回答)
景観形成基準に則り、今後、東京都と協議を行い計画を進めて参ります。 具体的な緑化計画の内容については今後の検討になります。計画建築物の高さは、建築基準法に基づく建蔽率・容積率・斜線制限・日影規制、東京都景観計画に基づく「玉川上水景観基本軸」の景観形成基準及び「横田飛行場周辺の建物等の高さの制限」などの関係法令等をもとに、それぞれの計画建築物の高さを最終確定させて参ります。
2月定例駅頭宣伝
- 2月4日(土)午前11時~正午
- 昭島駅北口、西武立川駅南口
(2か所同時間に行います。ふるってご参加ください。)
◇ 1月7日駅頭宣伝・・・ありがとうございました。
- 昭島駅北口・・14名参加、署名24筆、カンパ200円、その場でお一人会員になっていただきました。(写真右)
- 西武立川駅・・11名参加、署名18筆、カンパ1520円