市民の、市民による、市民のための地区計画に!
学習交流集会で学び合い、市の説明会に声を届けましょう!
考える会主催
「玉川上水南側地区計画」策定の説明会に向けた学習交流集会
(12.16(土)13:30~15:30,アキシマエンシス講習研修室)
昭島市主催
「玉川上水南側地区計画」策定の説明会
12月20日(水)午後 7時~ 9時:昭島市役所市民ホール
23日(土)午前10時~12時:つつじが丘小体育館
現在会期中である昭島市12月議会一般質問に対する答えの中で、昭島市は今回の地区計画について
- 都市計画マスタープランに照らしても、「回遊性」は妥当である。
- 東西道路は必要と考える。
- 物流施設の規模を縮小するための地区計画ではない。
等と答弁しました。
7月の地区計画の第1回説明会後、昭島市に寄せられた196通もの意見の大半は、
- 緑の保全を代官山だけに限定せず、周辺の緑地もしっかり守ってほしい。
- 緑を分断する東西道路はいらない。
- 玉川上水沿いからの圧迫感や日照に配慮して、建物の壁面を下げ高さを低くしてほしい。
- 物流施設、やデータセンターの規模を縮小して、トラックの台数を減らしてほしい。
- 開発事業の撤退・縮小をしてほしい。(合計70件)
住民の願いは、緑を残し生活環境を守ることです。
先ごろ、専門家の協力を得て調査しゴルフ場の樹林は2905本。代官山やホテル周辺を加えると3500本近くあることが分かりました。また、この開発により昭島市の緑地の6.8%もがなくなるのです。
地区計画の主役は私たち市民です。(「昭島市都市計画マスタープラン」より)私たちの声をこぞって市に届けましょう。
「昭島市 都市計画マスタープラン」の方針図
GLPに抗議・要請を集中しましょう。
「説明が不備で分かりにくい。疑義があり納得できない」
「再調査し、再度、市民に交通問題の説明会を!詳細なシミュレーションを!」
11月17,18日に行われたGLP交通説明会では、計画交通量5800台を全く減らすことなく、ルートへの分配によって是正できるかのような一方的で不備な説明に、会場は大きな抗議と怒りに包まれました。その後、専門家や多くの会員の方より、この調査には大きな疑義があるとの指摘もよせられました。
日本GLP株式会社の要請先は以下の通りです。
●〒 104-0028 東京都中央区八重洲2-2-1東京ミッドタウン八重洲セントラルタワー16階
代表取締役社長 帖佐義之 様
●TEL 03-6695-0328(GLP昭島プロジェクト推進室)
●GLPホームページの問い合わせホームから入り要請する方法も有効だと会員のSさんより情報提供がありました。
(メールアドレス、氏名、電話番号を入力)https://www.glp.com/jp/contact/
昭島市にも要請しましょう
「動的シミュレーションをしてください。」
「GLPに再度交通問題説明会を行うよう要請してください。」
- 現在会期中の昭島市議会の一般質問への回答で、市はGLP11月交通説明会について、次のように述べています。
- 8月の説明会において示された計画案は、緑のまとまった空間を新設するなど市の要望に一定の理解を示したものと受け止めている。
- しかし、交通問題については多くの市民からの不安の声が出され、引き続き協議が必要と考え、GLP社に「照会」の文書を提出し、その回答については広報に掲載する。
- 市として動的シミュレーションをする考えはない。
- GLP交通量調査結果については、違和感なく受け止めている。ある程度の信頼性があると受け止めている。追加の調査個所など協議の中で要請していく。
- 再度住民説明会を持つようGLPに要請するかどうかは、今後の協議の結果を見て考えていきたい。
- GLPには自治会、PTAに限らず説明会を持つように伝えている。
- 「照会」文書を市議に配布する前に市のホームページに載せたが、議会軽視ではない。行政が行政の判断で行った。
この回答を見ると昭島市は、市民の関心の強い交通問題ではGLPに「照会」の文書を出し、引き続き協議していくとしています。
しかしGLPの行った交通量調査には「違和感がなく、ある程度の信頼性がある」などと受け止めている限り、到底市民の立場に立って協議することなど期待できません。自らが市民と決めた「都市計画マスタープラン」を捻じ曲げ、逸脱し、市民を裏切る方向に進んでいるとしか思えません。
GLPと同時に昭島市にも市民の抗議の意思を表明していきましょう。
*昭島市長へは、「市長への手紙」で届けられます。公共機関の窓口にある「市長への手紙用紙」を使用すれば無料で郵送できます。(市長 臼井伸介 様)