東京都アセスメント手続きにおいて、調査計画書案に対する意見書提出をお知らせするニュースNO10を発行いたしましたので、内容を一部、ご紹介いたします。
意見書の作成提出にあたっての市民の活動のご紹介
「杜人」上映会メンバー 独自にワークショップを開催
10月29日、今まで誰とも面識のない方も加わり、のべ14名が参加。
調査計画書を読み込みながら、それぞれの意見書を作成しました。
上向自治会(美堀町1~2丁目)も都に意見書を提出
自治会からも意見書を提出
GLPプロジェクトで、最も影響を被る地域の一つである美堀町1・2丁目の上向自治会からも、会長名で意見書(交通量問題、大気汚染、騒音・振動、地盤、生物・生態系、日影、電磁波、風環境、景観、温室効果ガス・排熱の10項目17の意見)が提出されたそうです。また現在の素晴らしい環境の保全のため、会員各自に意見書提出を呼びかけられたそうです。
「市長への手紙」300通が寄せられる
この間「市長への手紙」を出した方より、「昭島市の担当者より電話が入った」と連絡がありました。「市長への手紙」を提出したことへのお礼が主たる目的だったようですが、その後のやり取りの中で、以下のような話が聞けたということです。
◆「市としても交通問題、緑の問題は危惧している。」
◆「企業活動に反対はできない。」
◆「地区計画については、素案、原案などその都度市民の意見を聞く場を設け進めてゆく。」
◆「この間約300通もの市長への手紙が寄せられ大変驚いている。」
昭島市や市長に対する、市民の抗議と怒りの大きさに驚いているようです。
昭島市は、かねてより「事業者には、市民の考えを聞いたうえで計画を検討できるよう、早期に住民への計画概要説明会をしてもらった」(7.14市と考える会との懇談会での市側回答)と述べていました。しかしながら、今回GLPが提出した調査計画書は、市民の声や要望はもとより、市側の要請まで一顧だにしない従来の計画案そのままなのです。
昭島市は、市民の切実な声にどう向き合うのか。市が提出した意見書の内容と今後の対応が注目されます。