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K.kanemaruにより1年、 1ヶ月前に更新されました。
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2024年2月19日 11:34 PM #1875
考える会
ゲスト8.3土壌汚染 と 8.5水循環
1)井戸の数の疑問 昭和飛行機工業から引き継いでいる井戸が3本あるはずなのだが、(開示請求資料:昭島市企業井戸一覧)1本は、昭和館の中にあると回答があったが、あと2本の所在が不明で、これらの井戸の用途や使用計画が懸念材料である。2)ボ-リング調査 開発地域内で、8カ所のボ-リング調査を予定していたが、その様子は伺えなかった。ほんとうに、実施したのか?調査時の写真の提出を求める。評価書案では、ボ-リング調査は、2021年7月上旬から9月上旬にかけて行われたとあるが、ゴルフ場が使用されている最中に、ゴルファ-への危険はどのように避けたのか?
ボ-リング調査は、調査計画書では、地下水位調査と同様の8カ所、同じ場所で行うとしていたが、まったく異なる場所の7カ所に変更になったのはどうしてか。
地下水位の調査は、当初予定の8カ所で、2022年年11月から2023年10月まで、毎月1回、行われているが、どうして、ボ-リング調査とは、異なる場所、異なる時期にしたのか?その調査結果が、資料編2.4-9から2.4-24まで示されているが、開発前のゴルフ場営業時の水位が、なんで環境影響を裏付けるデ-タになるのか?このデ-タは、どのように活用されたのか?3)土壌改良剤の使用について 基礎工事の際、土壌改良剤を使用するのか、使用する場合、どんな種類の改良剤を、どれだけの量使うのか、明確にしてほしい。使用された場合は、土壌汚染や地下水汚染が懸念される。都の環境確保条例の対象案件になってくる。
4)開発地域のほとんどは、かつて戦時中の整備工場・飛行機滑走路であり、その後、戦後になっても、その土壌地下の状態は、一切調べられてこなかった。環境確保除霊が施行されたへいせい13年度以降、唯一、現在、東京電力による変電所工事が進められている場所の西側に1カ所、過去に調べられた記録があるというが、それも調べてないとしたら、この土地の履歴をきちんと調べたことにならない。ましてや、環境確保条例は、日が浅いために、戦中・戦後のこの地域の土壌汚染調査は、まったく手つかずのはずで、この開発を機に、安全性を示す意味でも、きちんと、ボ-リングやサンプル調査をすべきである。
5)地下水の流動への影響について
概要版のp8-47で、地下水の流動を阻害する可能性は小さいとしているが、その地表面が大幅に被覆されてしまうことによる地下水流動や地下貯留槽からの雨水浸透との関連性には触れていない。
たとえ、基礎工事が、浅層地下水の地層に触れないとしても、地表面がコンクリ-ト被覆されたり、基礎工事が砂礫層であるからには、浅層地下水の流れや量に、この大規模開発が無関係であるはずがない。
基礎工事が、概要版p8-47にある説明や図面では、最浅地下水位が106.6mとなっていて、それと基礎の親杭の深さ108mとの間は、1.4mとあるとしているが、それだけの間隔しかないにも関わらず、地下水流動への影響がないとしている根拠は何か。
第1層の立川礫層の最下部、最深地下水位が、地上から8.2m(標準水位T.P.が106.6m)としているが、NO7のDC建設予定地では、泥水水位が7.70mとなっている。豊水期には、地下水位が上昇し、親杭との間隔は、より短くなる可能性もある。
市は、水道水には、深い地下水なので、影響はないと言っているが、浅い地下水と深い地下水は無関係ではない。降雨時などはき地層の圧縮や膨張が知られており、その度毎に、地下水の下方や上方への漏水が知られている。浅層地下水が影響を受けるとしたら、それは、深い地下水、すなわち、水道水源にも影響する。それは、単なる量だけの問題に留まらず、現在、懸念されているPFASによる地下水汚染への影響も、予測すべきであるが、今回は、一切、地下水汚染への配慮や評価がないのは、どうしてか。6)雨水をすべて、地下に浸透させる計画で、地下に、貯留槽をつくると言ってきたが、今回、初めてその断面のイメ-ジ図のみが示された。(概要版6-36)平面図さえなく、ましてや、その規模の大きさ、位置(場所)さえ示されていない中で、どうして、雨水の浸透する予測と評価ができるのか。貯留槽の正確な図面と材質(特に、底面)を明らかにし、雨水の浸透予測と評価をすべきである。
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2024年2月19日 11:35 PM #1876
考える会
ゲスト8.6生物・生態系
1)資料調査に比べ、現地調査の回数や季節変動の調査が、不十分である。
2)オオタカの調査結果が非開示となっているが、重要種であり、開発の影響を評価するにあたって、非開示とされては、評価できない。開示すべきである。そもそも、どのような調査をしてきたのか?
調査中の写真の提示を求める。
アナグマは、東京都の準絶滅危惧種であり、代官山だけでなく、開発地域内でも、巣穴や採餌場所がある事から、これも調査結果を開示するべきである。他の哺乳類相も、東西道路のアンダ-パスを設置するくらいでは、開発影響は避けられない。そもそも、この市街地で、すぐ近くを16m道路や人々の出入りする公園が造成されるのに、野生動物がアンダ-パスを利用するとは思えない。
生態系上位の生物が、開発地域まで利用していることをわかっていて、代官山北側の中央公園を、人々の利用する公園にするのは、そうした生物の生態を理解していないからではないか。回廊性や賑わいのある都市公園をいくら造成しても、代官山と玉川上水のネットワ-クは、東西道路で分断されてしまうことは明らかである。東西道路を地下に埋設することが出来ないならば、東西道路を撤回すべきである。
上記種類以外のノスリやチョウゲンボウ、タヌキなども含めた生態系上位の種は、アンブレラ種であり、その上位の生物がいなくなった場合、下位の生物の個体数のコントロ-ルが利かなくなり、限られた生物種だけが増加し、希少種が絶滅したりする例は多々見られる。生態系上位のこれらの種が、開発地域の外でも見られる(ので、開発による影響は少ない)、という記述も見られるが、アナグマなどは、この周辺地域にはいない。
3)調査した生物の種類に、著しい偏りがあり、コンサンルタント会社の得意分野に偏りが感じられる。
その中で、昆虫、クモ類、植生は、比較的、よく調査されているが、これだけの多様な調査結果に比べ、評価の結論が、総じて「影響は少ない」としている判断根拠が理解できない。これだけの開発規模で、これだけの生物相に、影響を与えないはずがない。この調査結果は、むしろ
開発を辞めるか、最小限に縮小するかを迫る結果になっているのではないか。
4) 樹木の本数が、ゴルフ場内だけで、4700本余りの結果となっているが、その数は、予想以上のものであった。現在までに緑地情報に関して、一切のデ-タ開示をしてこなかったのは、それだけの樹木が消えてなくなることを、社会に知られては困るからだったのではないか。
私達が、航空写真で推測してきた数は、以下になるが、その数を基にしたさまざまな推測が、大幅に上限修正を迫られる結果となる。CO2吸収率の減少、雨水の浸透量の減少は、予想以上で計り知れない。緑地の変化が、緑被率や体積で計算されているが、樹木本数や樹種の減少で、この開発地域の生物多様性の評価をしてほしい。 -
2024年2月19日 11:36 PM #1877
考える会
ゲスト8.12自然との触れ合い活動の場
1)遊歩道は、これまで、ゴルフ場があったために、新たに新設されるものとして、評価できるが、
西端では、市立上水公園につながり、自転車は、行き止まりになる。要するに、遊歩道は自転車が
通過できない条件になっている。この際、遊歩道は、自転車区間は最小限に留めるなり、歩道だけにして、自然との触れ合いにふさわしい環境整備をしてほしい。中央公園も、自然観察や自然との触れ合い活動に特化した半自然公園にすべきである。
2)代官山の北側には、人のレクリエ-ション環境をつくるべきではない。仮に、人の踏み込みを許可する場合でも、自然との触れ合いを最大限引き出せる場にすべきである。そのことが、代官山の生物多様性や生態系ネットワ-クを、唯一保全する手段である。 -
2024年2月19日 11:36 PM #1878
考える会
ゲスト8.13廃棄物
1)建設工事に伴う廃棄物の再資源化率が高いのに比べ、工事完了後、供用後の廃棄物の再資源化率が低い。供用後の破棄物排出量(4322t、再資源化後は、2724t)は、昭島市の廃棄物(5950t)の約5割を占めることは、あまりに大きいと言わざるを得ない。
2)伐採樹木の本数が依然不明なままである。どの樹木を残し、どの樹木を伐採するのか、詳細な計画を希望する。伐採樹木は、すべて、チップ化し、開発地域のみならず、昭島市内各所で活用すべきで、それこそが環境保全での地域貢献になる。 -
2024年2月27日 11:30 PM #1896
K.kanemaru
ゲスト9.風環境を調べてみました。
●調査74地点の調査日が記載されていません。こういう調査でいいのでしょうか。
●ほとんどが「建設前の風環境から変化はなかった」「許容できる風環境である」としています。しかし個別の調査地点を見比べると、大きく変化している地点があり、とても「変化はない」とは思えません。
(10m/S を超える頻度・・・最高風速が秒速10mを超える日が年間に発生する日の比率%)
現在 完成後予想
2・西砂小・・・・・・・・・1.79 3.55
13.つつじが丘公園・・・・・0.12 0.36
14.昭和の森テニスセンター・5.23 8.94
25.つつじが丘団地交差点・・5.08 8.23
36、新設道路東交差点・・・・0.09 3.28
37、つつじが丘小北門・・・・0.48 0.05
43、市道48号歩道橋・・・・0,07 4.73
51,ハピネス昭和の森・・・・0.52 9.71
52,ニチイ昭和の森・・・・・0.00 0,92
●つつじが丘、美堀町の住民にとっては芝生を渡る夏の涼風が癒しになっています。データセンターなどによる温風の影響により、南方向の風は確実に変化すると思われますが、その実情が全く読み取れません。
調査計画書に対する昭島市意見書でも「大規模排熱による局所的な気温上昇等の影響について調査する
ことと要望しています。10・・・眺望・圧迫感について調べてみました。
●モンタージュ写真につつじが丘ハイツからのものが一枚もありません。先日の説明会では、新たに作成しつつじが丘住民に知らせるということですが、こういう杜撰で不備な資料では判断できません。
●玉川上水の北と南を同時に見れる景観の評価をすべきです。そのため、美堀橋の南北それぞれからのモンタージュを示すべきです。
●圧迫感の指標として「形態率」(魚眼レンズで天空写真を正射影した時の写真内に占める面積比)を用いていますが、圧迫感をこの天空写真で住民が判断できるとは思えません。実際の圧迫感とは異質なものです。もっとわかりやすい方法で方法で示すべきです。
また、この比較対象としている調査日が夏季7月と冬季2月であり、対象となる樹木の繁茂など全く異なった時期の写真で比較しています。これでは違いを正確に比べることはできません。
●日影の影響の軽減(沿線住民や玉川上水の生態系への)や圧迫感の減少を図るため、計画建築物の外壁の位置を、敷地境界からさらにセットバックすることが必要です。
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