
ニュース32号
遅くなりましたが5月2日発行のニュース32号をお届けします。
あわせて、4月25日のGLP社による説明会と、翌26日に実施した考える会主催のパレードについて、追加の報告もいたしますので、最後までご覧ください。
造成工事説明会は大紛糾
公開レターには回答無し
4月25日にGLP社による造成工事説明会が開催されましたが、多くの参加者のGLP社に対する不信感が爆発し、これまでにないほど大紛糾しました。
ニュース32号に記載した「GLP社による特定個人を名指ししての入場拒否」の背景には、指名を待たずに会場から発言したのがその3人だけではなく、会場の多くの参加者だったこと、そうした会場全体の雰囲気があったのではないでしょうか。
また、この日の説明会の中で、考える会と昭島渋滞シミュレーション製作委員会とで共同提出したGLPグローバル社への公開レターについて、重要な発言がありました。
公開レターの詳細はこちらのスレッド↓
https://x.com/showa_no_mori/status/1911631945114718243


この公開書簡について会場から質問された時、日本GLP社の担当者は
「確かに受け取っている。対応する予定だ。」と発言しました。
ところが回答期限の4月30日を過ぎて、現在まで回答は届いていません。
https://x.com/showa_no_mori/status/1917558978764235099
昨年の説明会で、男性参加者のみを指名し女性はひとりも発言させなかった問題についても、公開質問状を送付していますが、こちらも返答がありません。
ESGポリシーを大きく掲げ、環境アセスメントの都知事意見でも、地域住民との丁寧なコミュニケーションを求められているGLP社。
にもかかわらずあまりにも不誠実で横暴な住民対応と言わざるをえません。
今後は態度を改めて、自社からの説明を伝えるだけでなく、耳の痛い住民の意見であっても真摯に受け止め、必要があれば誠実に計画変更を含めた対応をとる、という姿勢に転換するよう求めたいと思います。
間違っても単なるアリバイ作りのような説明会・住民対話とならないように。
そしてGLPグローバル社からの、ESG標榜企業にふさわしい回答を、強く求めたいと思います。
パレードは大成功
ニュース32号でも報告していますが、説明会の翌日4月26日には、考える会が主催して〈縮小・撤退を求めるパレード〉を行いました。
参加者はなんと160名を超え、テレビカメラの取材も入り、アナグマやネコも参加、思い思いのプラカードやフラッグ、風船やシャボン玉での演出もあって、にぎやかな中にも住民の強い思いがあふれるパレードとなりました。
どこを通ってもチラシの受け取りがよく、特に駅前ではチラシが足りなくなって急いで取りに走るほど。
写真入りの詳しい報告はSNSでご覧ください。
https://x.com/showa_no_mori/status/1917420087218430027
当日のリズミカルなコールの文言をご紹介します。
考える会ではその後も6月1日に街頭アクション、6月8日には街頭リレートークを行いました。
また、GLP社が、考える会との「これまでの形での意見交換会」を中断するという信じられない事態も発生し、事務局として鋭意対応中です。