臨時ニュース 2025.4.5. 「市長は同意しないで」署名1万7096筆に

工事着工に前のめり!―矢継ぎ早に審議会開催―

 4月10日昭島市「都市計画審議会」は「玉川上水南側地区計画」を決定しようとしています。
しかし、その案は、住民意見を無視し、「昭島市都市計画マスタープラン」等にも反し、「GLP昭島プロジェクト」計画を全面的に容認する内容になっています。

 GLP社は、都に開発許可申請をする前に昭島市長に同意を得なければなりません。
この同意について昭島市「都市開発対策審議会」(4月11日)で審議されます。
着工を後押しする性急な審議はやめ、市民の生活・命を守るため、丁寧で慎重な審議を尽くすべきです。

4月4日 記者会見、その後市長に署名を提出!

 昭島巨大物流センターを考える会(以下「考える会」)は、
GLP社の「事業計画協議・同意」申請に、“市長は、「同意しないでください」”との署名に取り組んできました。
4月3日現在、1万7096筆もの署名が集まっています。4月4日立川記者クラブで記者会見をし、その後、昭島市長に署名を提出。審議会での丁寧で慎重な審議を求めました。

慎重な審議を市議会議員にも要請しました

 一日11,600台の交通量による交通事故、渋滞、大気汚染、騒音・振動・ヒートアイランド発生、自然破壊。住民の生活と命に係わる数えきれない多様な懸念が払拭されるよう、慎重な審議を市議会議員の皆様に要請しました。(3月26日)

GLP、住民要請を無視、公園予定地開放を強行!

 代官山では毎年、1~7月にオオタカの求愛・営巣・繁殖行動が行われています。この時期に人の気配があると営巣をやめ巣を放棄するといわれます。
 またアナグマは臆病で嗅覚が鋭く、ほかの動物のにおいを嫌うそうです。公園予定地の解放のイベントは、ペット同伴で入場でき オオタカやアナグマを追い払うことになりかねません。

 「考える会」や住民は、イベントの「中止・延期」を要請しましたが、GLP社は、3月22日、一方的に強行。さらに5月31日にも予定しています。住民軽視の不誠実極まる対応は許されません。