
4月4日土曜日、立川記者クラブにて 署名提出の記者会見を行いました。
3月下旬に 4月10・11日の審議会日程が発表され、市長同意に進む可能性が高いため、それに合わせて昨年末ごろより集めていた「市長は同意しないで」の署名提出を行い、記者会見を行うこととなりました。
いただいた署名は一次集約によって提出済みの3000筆と合わせ、1万7096筆に、
4月4日の提出後も集計が1万7200筆超えとなっています。

通学路の交通安全などを自治会の立場で訴えてくださっている自治会長さんにもおいでいただきました。
地図パネルが登場すると記者の皆さん、身を乗り出してご覧になっていました。
会員メールより詳細報告…
4月4日、11:00より立川市役所内・立川記者クラブにおいて、考える会記者会見が持たれました。
考える会より9人、マスコミ関係は、朝日、毎日、東京、しんぶん赤旗、西多摩新聞、asacoconoの6社が参加しました。
まず、事務局長の竹中さんの基調報告で、対市長署名(市長はGLPから提出されている「事業計画同意・協議申請」に同意しないでください。)が1万7千筆を超えたことを報告し、住民の懸念が払拭されるまで審議会での丁寧で慎重な審議を訴えました。さらに、住民の意見を蔑ろにして工事着工にひた走るGLP社の不誠実さについて、オープンデー強行や環境影響評価書の中身にも触れ訴えがありました。
次に上の原自治会野口さんより、GLP計画によって予想される具体的悪影響について、とくに交通問題について訴えがありました。物流倉庫利用車両の裏道になるであろう道を横断する児童が増加している現状で、具体的対策について求めても、今も何ら具体的回答がないことなどが述べられました。
また長谷川共同代表より、オープンデーについて報告がありました。考える会や住民からの再三の中止要求を無視し、しかも住民との意見交換会最中に強行した背信行為であり、予定地では、代官山北側地域の区切りが一斉されることなく、ペットの放し飼い状態で実施されるという、自然とりわけ生き物への配慮が全く欠如したオープンデーであったことが報告されました。
金丸より、つつじが丘北自治会とGLPとの話し合いの様子っを伝え、交通問題の資料が以前の古い資料を出してきたこと、正式なモンタージュ写真が未だ提出されないこと、自治会関係者から事業計画への変更案が提出されたこと、紛糾し時間切れとなり、次回再び開催することをGLP自らが表明したこと等、住民との話し合いが続行中であり、紛糾して紛争状態と言える状態であることが報告されました。
記者からは、審議会決定に法的拘束力があるのか、GLP評価書が出された中で、考える会のこれからの取り組みとして法的な手段に訴える裁判闘争等々を構える予定があるかなどが質問として出されました。
また、昨日送付された、グローバルチームのGLP本社への公開要請状についても紹介されました。
(金丸)
会見終了後、午後に昭島市役所にて1万4096筆の署名の提出を行いました。
下記の画像は、提出先の昭島市役所・地域計画課での様子です。
会員メールより詳細報告…
午後二時より、自治会関係者も加わり6名で昭島市役所地域開発課に赴き、署名を提出しました。
対応した係長と職員の二名の前に、手提げ袋5袋分の署名が並べられました。
「私たちは法令に則らなければならない。」として、この署名提出によって市の態度がこれまでと変わるものではないと強調しましたが、
住民の命と暮らしを守るのが市の役割ではないかと抗議し、住民の声を真摯に受けとめることなく、工事着工に向かってひた走る不誠実な企業姿勢を改めるようGLPに厳しく要求するよう求め、
審議に当たっては、慎重なうえにも慎重に行うよう求めました。
(金丸)



記事にしていただいた新聞各社のリンクを以下にお知らせします
毎日新聞 4月5日地方版 昭島物流センター建設計画「生活脅かす」 市民団体が1万7096筆の署名提出 https://mainichi.jp/articles/20250405/ddl/k13/020/008000c
西多摩新聞 4月11日号
https://www.nishitama-shinbun.co.jp/
しんぶん赤旗 4月5日
https://www.jcp-tokyo.net/2025/0405/103339