3月2日(土)午後1時30分から午後4時00まで、アキシマエンシス教養文化棟にて、環境アセスメントの住民意見書作成のワークショップを開催しました。多数の市民のみなさんが集まり、ご自分の生活の視点から活発な意見交換や質疑が行われ、会場は熱気に包まれました。
GLPの評価書案のいい加減さが明らかになっています。
・新しく走行ルートになった「堀向通り」の調査資料が全くありません。
・交通量1日5800台のうち大型車が3530台(大型車混入率61%)です。住民の健康被害、生活・環境への甚大な悪影響が懸念されます。
・渋滞を避ける車が生活道路や通学路に侵入するおそれがあります。
・つつじが丘通りの大気汚染(NO2濃度)の将来予測濃度は現況の2.3倍、他の地点でも1.6〜2.5倍。喘息患者等への影響が心配です。
・渋滞による滞留時間の影響を受ける交差点や高濃度が現れる3箇所のアンダーパス出口の調査がされていません。
・はなみずき通(宮沢中央通り)は将来交通量で計12,963台のうち大型車2193台(混入率17%)です。道路や橋(美堀橋)の強度が心配です。
・つつじが丘団地とK’sデンキの間の道路も走行ルートとされており、住民への騒音・振動、大気汚染、交通事故被害が発生しないか、心配です。
・資料編「将来交通量」については、少なくとも6箇所、データの記載が誤っている疑いがあります。
・4870本の樹木のうち、何本伐採されるのか説明がありません。伐採による木くずの量は8407tと説明されていますので、何本を伐採するのか想定があるはずですが説明されていません。「可能な限り」移植するとの記載がありますが、これではたとえ1本だけの移植でも「可能な限り」移植したとされるおそれさえあります。
配布資料を以下からダウンロードできます。
意見書作成の参考としてご活用ください。
また、最後に東京都および昭島市に対する住民監査請求の予定もあることを告知させていただきました。これについては現在弁護士にも相談中であり、早急に検討を済ませて申立をする予定です(具体的な予定見えてきましたらHPでも告知させていただく予定です)。
私たち市民は3月14日(木)までに、意見を提出することができます。
(1)持参又は郵送
東京都環境局総務部環境政策課
〒163-8001 新宿区西新宿二丁目8番1号 東京都庁第二本庁舎19階
電話:03-5388-3406
対象事業の名称、氏名、住所(法人その他の団体にあっては、名称、代表者の氏名及び東京都の区域内に存する事務所又は事業所の所在地)及び環境の保全の見地からの意見を記載し、持参、郵送(消印有効)又は提出フォームによりご提出ください。
(2) 提出フォーム(電子申請サービス)